金子堅太郎
(1853-1942)
金子堅太郎(かねこけんたろう、1853-1942)は、日露戦争の広報外交の為、伊藤博文からの強い要請を受け、明治37年(1904年)にアメリカへ渡り、ハーバード大の同窓生セオドア・ルーズベルトと面会しています。
金子がアメリカ大統領に手渡したものに、新渡戸稲造がアメリカで発刊した「Bushido:The Soul of Japan」(明治33年、1900年発刊)がありました。
後年日本語でも発刊された「武士道」です。大統領は新渡戸のこの著作に感動し、家族にも分け与えるほど、日本への理解を深めました。
金子は各地で講演・スピーチなどを行い、
「ロシアは自由を抑圧する専制国であり、日本は自由を尊重する立憲国である」ことや、
異人種や異教徒への攻撃ではないことなど、日本の立場を訴え、
米英での親日世論形成に大きく貢献したのです。
新渡戸稲造(1862-1933)と、ほぼ同じ時代を生きた。
以上、クイズアプリの 設問 解説より
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